虫歯治療/小児歯科

虫歯治療

シンプルな治療行程をどこよりも念入り丁寧に。

シンプルな治療行程をどこよりも念入り丁寧に。

虫歯治療の基本的な流れ

当院で行っている虫歯治療の流れを、3つのステップで分かりやすくご説明します。

【STEP1】口内のレントゲン撮影と現状の把握

まずは、口内のレントゲン撮影をし、患者さまに現状の把握をしていただきます。その際に、ダイアグノデントという機械を使って虫歯のレベルを計測し、客観的なデータを集める場合もあります。

また、どのような治療法があり、最終的にお口の中がどのようになるのか、ゴールのイメージを知っていただくため、タブレット端末を用いた動画でのご説明を取り入れることもあります。

【STEP2】虫歯の状態に応じた適切な措置

虫歯の現状を把握していただいた後は、虫歯を削っていきます。必要があれば麻酔をします。
虫歯の状態によって措置は変わってきますが、浅ければ樹脂を詰めるだけで終わります。
治療にかかる期間や負担は、進行度合いによって様々です。痛みをほとんど感じることのない、リラックスした状態で治療を受けていただけるよう配慮いたします。

【STEP3】客観的な評価を用いた噛み合わせの調整

削った歯に被せものをする場合は、「カチカチ当たる」といった違和感がなくなるよう、最大の注意を払っていきます。

ここでもやはり客観的なデータを全て活用していきます。咬合紙・コンタクトゲージ・シートワックスといった専用の道具を用いて、噛み合わせや隣接している歯と適切な間隔を保てているかを測定します。
「このくらいだろう」といったドクターの主観に頼ったアバウトな治療は絶対に行わず、客観的な評価に頼った治療を行います。

虫歯の進み方と症状

虫歯のでき始めは自覚症状がほとんどなく、大きな穴が空いた時点で気づく方も多いでしょう。
虫歯はどのように進行してどのような症状を引き起こすのか、初期段階から分かりやすくご説明します。

①虫歯が歯と歯の間などに発生

虫歯は、歯ブラシが届きにくい歯と歯の間や歯肉の境目、奥歯の溝などの汚れのたまりやすい場所に多く発生します。

②初期段階は自覚症状がほとんどない

初期の虫歯は、自覚症状がほとんどないため、そのままにしがちです。
虫歯ができている場合、よく見ると歯の表面が白く濁っていたり、色が付いていたりするようになっています。

③冷たいものが歯にしみる

アイスを食べたり、冷たいものを食べていたりするときに、歯がしみるのがこの段階です。
虫歯は、歯のエナメル質を貫き、内部へと侵入を始めます。その後、歯の見た目も黒くなっていくため、ご自身で目視することができます。

④虫歯が炎症を引き起こす

虫歯が神経にまで進行すると、炎症を引き起こします。
ここまで進むと、冷たい水だけでなく、お湯でもしみるようになり、ズキズキと痛みます。

⑤食べ物が詰まると激痛が起こる

虫歯の規模が大きくなると、食べ物が詰まって激痛がおきたり、夜寝ている間に急激に痛みだしたりします。
痛みを我慢して放っておくと、炎症は神経全体に広がっていき、やがて神経が死にます。

⑥死んだ神経から異臭を放つ

死んだ神経に細菌が感染して腐り、悪臭を放つようになります。
神経が死んだため痛みは無くなりますが、細菌は神経内を伝い、他の臓器や関節に二次的感染を起こすこともあります。

虫歯の進行段階に応じた治療法

虫歯の進行段階は【C0】〜【C4】までに分けられ、それぞれの段階に対して適切な治療を行います。

【C0】ごく初期の虫歯の治療法

C0は、歯にまだ穴が空いておらず、自覚症状がない状態です。表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている段階を指します。
正しいブラッシングや、フッ素の塗布によって治る場合があります。

【C1】エナメル質の虫歯の治療法

C1は、歯の表面のエナメル質がさらに溶け、黒ずみができている状態を指します。
虫歯の部分を削り、欠損した部分にコンポジットレジンやインレーを詰めて修復する充填治療や、フルメタルクラウンや硬質レジン前装冠、硬質レジン冠などの被せ物で修復する補綴治療などを行います。

【C2】象牙質の虫歯の治療法

C2は、エナメル質の奥にある象牙質の部分まで虫歯が進行した状態を指します。
C1と同様に、コンポジットレジンやインレーを用いて欠損した部分の修復を行います。

【C3】神経まで達した虫歯の治療法

C3は、虫歯が神経にまで達した状態を指し、「抜髄治療」または「感染根管治療」を行います。
「抜髄治療」は、歯の神経を取り除くことで、自発痛や冷・温痛、咬合痛などを改善につなげる治療法です。本来は自覚症状がある場合に抜髄治療を行いますが、自覚症状がない場合でも深い虫歯に対して抜髄処置が必要なケースもあります。
「感染根管治療」は、歯の神経がない場合に歯の根の中を清掃・消毒する治療法です。虫歯を放置し続けると歯の神経が壊死し、根の中で細菌が増殖します。増殖した細菌によって、根の先にある骨に病気ができてしまうため、細菌を取り除き、無菌に近い状態にする必要があるのです。

【C3以降】根管治療

抜髄治療・感染根管治療を行った後、歯にまだ神経がある場合は根の中の清掃・消毒を複数にわたり繰り返す「根管治療」を行う必要があります。

【根管治療後】根管充填

複数回の根管治療を経て、根管内の症状の改善が認められた場合、根管内に薬を入れて密封する「根管充填」を行います。

【歯の神経を失った場合】支台築造

抜髄治療・感染根管治療によって神経を失った歯は、年々歯質が弱くなっていきます。
歯質が弱くなった歯は破折しやすくなるため、歯の中に金属や樹脂を入れて補強する「支台築造」で治療を行います。

【虫歯が歯根まで達した場合】抜歯治療

細菌によって歯の大部分が欠損し、歯根まで虫歯に冒された状態では、多くのケースで抜歯治療が必要になります。
抜歯をした後は、入れ歯やブリッジ、インプラントなどを用いて失った歯の機能を補う形となります。

小児歯科・矯正治療

お子さまの歯を永くきれいに早めの予防治療、始めましょう

お子さまの虫歯対策の重要性

乳歯は、永久歯に比べてやわらかく未発達なものです。
そのため、虫歯に対して耐性が弱く、一度虫歯になってしまうと急速に悪化していきます。
「どうせ永久歯に生え変わるんだから」と放置してしまうのは危険です。
乳歯は、永久歯が正しく生えるための誘導役を担っています。「虫歯になってしまったために早期に抜いた」ということになってしまうと、永久歯がうまく生えて来ず、歯並びが悪くなってしまったりと様々な問題を引き起こします。
お子さんが成長したとき、歯並びや噛み合わせが悪いことがコンプレックスになるケースもあり、将来に大きな影響を及ぼすことも考えられます。
従って、小児歯科では特に事前の虫歯対策が重要とされているのです。

お子さまの健康な歯を作るには

お子様の健康な歯を維持するには、毎日のブラッシングや定期検診が大切です。
栄養バランスのとれた食事を心がけたり、よく噛む習慣を身につけたりしていきましょう。
当院では、「フッ素治療」や「シーラント治療」をはじめ、行っています。

フッ素イオン治療

乳歯や生え始めたばかりの歯はエナメル質が柔らかいため、虫歯になりやすくなっています。
そのため、虫歯を予防するためのフッ素を塗布し、虫歯になる原因を絶つことで歯を長く健康に保つことが可能です。

シーラント治療

口内には、歯磨きではどうしても届かない「汚れのたまる溝」があります。
このような虫歯になりやすい溝をあらかじめシーラントコーティングすることで、虫歯の予防になります。
シーラントにはフッ素が含まれているので、持続的にフッ素が歯に吸収され、歯を強くすることができます。

プラーク染め出し

プラーク染め出しとは、歯垢染色剤を使って歯垢が付着している部分を染め、磨き残しを確認することです。
毎日のブラッシングで、どの程度磨けているかを確かめることができ、仕上げ磨きの改善にもつなげられます。

ブラッシング指導

専門知識をもった歯科衛生士が、お子さまとご両親にブラッシングのやり方やコツを丁寧に指導します。
お子さまに合った歯ブラシの選び方や、正しい使い方などもアドバイスします。

お子さまの年代別の虫歯対策

お子さまの虫歯対策は、0歳から始めることができます。
日頃から適切なケアを行い、お子さまの大切な歯と口を守っていきましょう。

0〜1歳まで

歯が生え始めた頃はブラッシングではなく、脱脂綿やガーゼを使って歯をやさしく拭きましょう。
唾液から菌がお子さまに移る可能性がありますので、食器を共有したり口移ししたりすることは避けましょう。
1歳半のタイミングで、「1歳6ヶ月検診」を受けることをおすすめいたします。

2〜6歳まで

膝枕などをして、お子さまの歯を丁寧にブラッシングしましょう。
お子さまの成長にあわせてブラッシングに慣れさせていき、最後の仕上げ磨きに関してはサポートしてあげることが大事です。
6歳頃になると、6歳臼歯という虫歯になりやすい歯が生えてきます。このタイミングで歯科医院にて、正しいブラッシングを学びましょう。

小学生以降

6歳頃から12歳頃にかけて、お子さまの歯が「乳歯」から「永久歯」へ生え変わります。
永久歯と乳歯が混合している時期は、ブラッシングがしづらくなりますので、磨き残しによるプラーク(歯垢、細菌の塊)に注意しなければなりません。
お子さまの成長に伴い、ブラッシングも上手になってきますが、小学校低学年〜中学年の頃は仕上げ磨きでチェックしてあげましょう。

お子さまの矯正治療

成長に合わせた矯正、リーズナブルな価格にて歯並びを整えます

矯正治療とは、悪い位置にある歯を正しい位置に動かす治療です。
歯並びが不揃いだと、顎関節症や歯周病、虫歯の進行の原因にもなってしまいます。
矯正治療は大人になってからでも可能ですが、子供の時期に治療をすることで、あごの成長を利用し、コントロールしながら並びを整えることができます。
自然な形での矯正ができ、費用も成人矯正より安く済むのでおすすめです。

歯列矯正専門のドクターが無料でご相談に乗ります

当院では「矯正に関する知識を身につけていただきたい」という想いで、歯列矯正専門のドクターによる無料相談を行っています。
「矯正が必要かどうか、今後どういった予防を施していけばいいのか」といったご相談に対し、専門家の見解を無料で聞くことができます。
矯正に関する適切な情報を知った上で、実際に矯正を行っていくのかどうか、ご自身にてご判断いただければと思います。
ぜひこの機会に、後楽園デンタルオフィスまでお気軽にお問い合わせください。

子供の矯正治療の概要

料金

385,000円(税込)

治療期間

1〜2年

治療回数

12〜24回

検査

55,000円(税込)

調整

5,500円(税込)

お問い合わせ

TEL:03-5840-9679

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